satewn-memo

だいたい技術っぽい雑記

『AR-拡張現実』を読んだ

技術的な事柄には全くといっていいほど触れていないという点で、この本はARの入門書ではない。

実際にARが使われたサービスを取り上げ、表現・コミュニケーション・都市空間など様々な面からARが私達にもらたす影響を考察してゆくスタイルで、良くも悪くも終始素朴な一冊だった。

刊行は2010年なので、内容の面では古く感じられる。2016年現在、この本で引用されている普及予想よりも大幅に速くスマートフォンが人々の手に渡ったにもかかわらず、著者が予測したほどAR業界が盛り上がりを見せていないことに気がつき、多少悲しくなってしまったけども、まだ勃興期だしね。仕方ない。

「ARが何かは知ってるんだけど、実際にどんなサービスがあるのかはよく知らない」って人にはお勧めかもしれない。

秋葉原が「姉ヶ崎寧々エアタグ」で埋め尽くされた事件なんてあっただんだね。知らなかった。ローソン主催の「ARエヴァ」も知らなかった。箱根のローソンの店名が「第3新東京市店」なのはもしかしてその時の名残なんだろうか。

AR-拡張現実 (マイコミ新書)

AR-拡張現実 (マイコミ新書)